インターネット料金の平均相場をご存知ですか?
インターネット料金は毎月口座から引き落としされるので、気づかないうちに必要のないオプション料金まで払っている人は意外と多いんですよね。
インターネットの料金を見直すことで、年間数千円~1万円ほど節約することができます。
インターネット料金の相場
インターネットには光回線・ADSL・CATV(ケーブルテレビ)・ポケットWiFi・ホームルーターの5つがあります。どの回線を利用するかによってインターネット料金の相場は変わります。
種類 | 相場 |
光回線 | 戸建て:5,000円~6,000円
マンション:4,000円~5,000円 |
ADSL | 2,000円程 |
CATV | 4,000円~6,000円 |
ポケットWiFi | 3,500円前後 |
ホームルーター | 3,500円前後 |
最も安いインターネット回線のADSLは電話回線を利用してインターネットに繋げる方法です。ADSLは利用者の減少などから2023年~2024年でサービスの廃止・終了が決まっていて新規契約はできません。
次に安いポケットWiFiやホームルーターは携帯電話と同じモバイル回線を使ったインターネット回線です。月額料金が安く、外でも使えるというメリットはあります。ただし、1カ月に使える通信量に制限があるものもあります。
光回線は建物タイプで料金が変わり、戸建ての場合は5,000円~6,000円、マンションの場合は4,000円~6,000円が相場です。最近は光回線とモバイル回線の人気が高く、料金の安いポケットWi-Fiを固定回線として使っている人も増えてきているそう。
インターネット料金の内訳
インターネットの料金にはどんなものが含まれているのかチェックしてみましょう。
主に以下のようなものが含まれています。
- 初期費用…工事費や契約手数料など
- プロバイダ利用料…プロバイダに支払う料金
- 回線使用料…インターネット回線を設置している会社に支払う料金
- オプション料金…オプションを追加している場合にかかる料金
- 違約金…契約期間内に解約した場合
初期にかかる工事費の平均は20,000円~30,000円ほどで、工事費は分割し、月額料金にプラスして支払うパターンが多いです。事務手数料は3,000円ほどが相場です
プロバイダ利用料は月々1,000円ほどで、最近はプロバイダと回線業者がセットになったインターネットサービスも多いです。
違約金は契約期間内に解約した場合にかかる費用なので、月額料金には含まれていませんが、だいたい10,000円ほどかかるということは頭に入れておきましょう。2年もしくは3年ごとに契約が更新されますので、その更新のタイミングに解約すれば違約金はかかりません。
インターネット料金を安く抑えるには?
インターネットの料金は見直す機会が少なく、毎月余分なものまで支払っている可能性があります。
インターネットの料金を少しでも安くするために、以下のポイントを確認してみましょう。
月額料金の安い回線を選ぶ
安さだけで回線を選ぶのは危険ですが、相場を知った上でできるだけ安い回線業者を選びましょう。
基本的に2年契約が多く、2年利用割引や長期利用割引などの割引を使うと節約することができます。割引は契約している会社によって違うので、どんな割引があるのか聞いてみるとよいでしょう。
工事費が無料になるキャンペーンやキャッシュバックがある回線業者もありますよ。
使っているスマホ会社の回線でセット割を活用
インターネット料金を安くできるわけではありませんが、使っているスマホ会社と同じ回線を契約するとセット割が適用されます。セット割を利用すれば毎月のスマホの料金から割引されます。
会社によって異なりますが、1つの回線で家族10~20人まで割引が適用される仕組みで、例えば、5人家族で1人1,000円の割引が適用されれば、毎月5,000円の節約になります。
家族で同じ携帯会社を利用されている方は是非活用してみて下さい。離れて住んでいる家族でも適用されますよ。
オプション内容を見直す
オプションサービスに加入していないつもりでも、契約時のプランに入っている場合があります。必要のないオプションに毎月数百円支払いしているケースはよくありますので、オプション内容を見直し、使っていないオプションは解約しましょう。
回線を乗り換える
現在契約中の回線の料金が高いなら、他の回線に乗り換えするのも1つの手です。
違約金がかからない契約更新月に解約するのがオススメですが、少しでも早く解約したい人は違約金を負担してくれる回線業者もありますので、そちらを利用するとよいでしょう。
インターネット料金まとめ
インターネット料金って毎月の支払いの中では高い出費ですよね。この機会にインターネット料金の見直しを行い、少しでもお得にインターネットを利用しましょう。